ラッチョシティ

父親の都合で一度は離れた田舎の故郷へ戻ることになったハヤト。そこは幼い頃一緒に遊んだ友達『ハル』との思い出の地だった。久しぶりにハルに再開するも、ハヤトは自分が思い違いをしていたことを知る。ハヤトはハルのことをずっと男の子だと思っていたが、実際には『遥』というボーイッシュな少女だったのだ。寂れたバス停で思い出話に花を咲かせる二人。だが幼なじみが女であることにしっくり来ないハヤトの態度に遥は怒りだし、自分の成長した体を見せつけようとする。そこまで言うならと、ハヤトは遥の体がいかに『女』であるかということを試すことに……。

外国から転校してきた金髪美少女・オーサが気になり授業に集中できない宗太郎。ある雨の日、買い出しついでの下校中に道に立ちすくむオーサを見かける。話を聞いてみれば、両親が仕事に出ているというのに家の鍵を忘れ閉め出されてしまったため、そこにたっていたという。雨に打たれるオーサを哀れに思った宗太郎は、やはり両親不在の自分の家で時間を潰さないかと提案する。ご飯を食べたり、ゲームしたり。普通に遊んでいたが、帰る時に孤独なオーサは言った。「ソータロサン、オーサとオトモダチになってくだサイ！」宗太郎は出来心で、オトモダチになるためのある条件を提示するが……。