逢瀬のひび

ほのぼの

【d_498096】店の軒先から駅前の道のガードレールまでの道のり 曲がり角にもいろいろとある

追いやられる感覚。ゲームのような遊びのような話ではあるが、しがみついてついていっているような時も多い。・・・・・そこだけは頑張って抵抗して。アンテナがまるで誰もいない屋上に置かれていて、小説。約200字。7ページ。
3P・4P

【d_503084】鉄の屋根の小屋・・・長いコンクリート階段を上り終えたあと現実の街へ

ぼんやりしたコンクリート階段の途中、たぶん半永久のような地獄の中にいたはずである。現実的な苦しみも確かにあった。何も知らないような白い下着の女子はただ純粋に上りきった・・・。平然とした顔で当たり前の日常。階段の上、木の屋根の小屋。テーブルの上のティーカップでひと休憩すると、草むらの向こうからこげ茶色っぽいトレーナーを着た女性が一人・・・・・。・・・・・・・・・・・。・・・・それは交差点の少し手前、ビジネスホテルで見た短い夢と似ていた・・・・・。階段は一度上ると戻れない・・・・甘いものではなかった。彼女はジーンズの裾をつまんで意気込む。こちらへ来た女子・・・・。エッチな小説。約3300字。60ページ。
サラリーマン

【d_502835】冬の終わりの橋と住宅地までのコンクリート階段・・・・ある朝出会ったカフェの店主

・・・・・ランニングとシャワールーム。春前の休日・・・開けたように感じた朝にようやく外へ出てみることにした。外はまだ寒いがとても晴れやか。少し歩くと自宅マンション近くの駐車場横、使われていない空き地に可愛い猫を連れた女子が一人。スマホを取り出して斜め下の道路を見た。俯(うつむ)くその女子との間の見えない壁辺りにかすかに風が吹いていた。・・・・・・・・。エッチな小説。約2700字。44ページ。